みなさんを導くために大切な事
2021.08.2
全国でコロナワクチンの接種が行われており、
和歌山県のここ紀南地方でも各市町村によって会場を設けてのワクチン接種が続々と行われています。
当社は白浜町の接種会場をメインに駐車場内整理をメインに担当しておりますが、これまでは65歳以上の方々が対象ということで、高齢者に配慮を行った誘導計画で業務を日々実施しています。
このお車の『誘導』の私たちの業務の基本のひとつであり、
施設警備やイベント警備をメインとする当社においても、関係車輛の出入管理や来場されたお客様車輛の整理などにおいて必要な技術のひとつであります。
一見、流れ作業にも見えるこの業務ですが、
私たちプロの警備士としては実際は1台1台において若干、誘導方法を変えるといった、ひと工夫を行っています。
お車の大きさやドライバーの方の年齢、目線の高さなどはもちろん、
走行スピードやハンドル操作の特徴までを、
一瞬で判断し、相手に適した誘導方法を行うので、経験が大事になってくる部分でもありますね。
また、当社の新人隊員さんの訓練時などには、
誘導動作は間違っていないのに、あまり相手に伝わらない、といった事例もあります。
これはなぜかというと、みなさんも一度は経験があるのではないでしょうか?
明らかに自信がなさそうな様子や、一生懸命な姿勢がみえない警備士の誘導は信用しがたいですよね。
私たちのお仕事はお車1台1台を安全に適切な方向へ導く事なんです。
まずは第一に信用を得ないと成り立ちません。
たった今、初めて会うドライバーの方から見て1秒、もしくはそれ以下の瞬間で信用して頂ける印象が必要です。
それは身だしなみや姿勢、歩き方や目線など視覚で感じ取って頂ける様々な部分で敬意を表し、
時には声が通らない環境であっても、誠意を持った挨拶を表現する事です。
自分自身が相手にどう映っているか?
思いが相手にきちんと伝わっているか?
それを日々、自問自答して極めていく事、
そして相手と通じ合う事が、プロの誘導であると当社は考えています。
NWS 林