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巡回の基本は『常』を知ることから

2021.08.20

お盆期間前より全国的に悪天候が続いていますが、

ここ和歌山県白浜町内でも連日、雨天に見舞われています。

 

せっかくのお盆休みに夏の白良浜を、晴天で満喫できないのは少し残念ですが、

アドベンチャーワールドなどは天候の影響をそれほど感じずに、

安定して楽しめるのではないでしょうか。

また、これをきっかけにステイホームでの楽しみ方を見つけるのもいいかもしれませんね。

 

雨天が続いたり、

雷が発生したりといった状況では停電などが心配されますが、

当社の行っている常駐警備や機械警備、各イベント等における重要機材の夜間監視などでも、

もちろん停電時の対応も万全の体制で行っております。

 

運営している施設の性質上や、

取り扱っている製品の維持管理などにおいて24h電気が必要不可欠であり、

停電が非常事態を招く業種の方々など、

是非ともお気軽にご相談くださいませ。

 

 

今回はそのような業務ではメインとなる巡回業務のご紹介です。

 

五感を駆使して行うこの業務は、

その言葉通り、

目で見て異常を探し、

耳で異音を聞き分ける、

鼻で異臭に気づき、

手で状態を確かめる、

などといった事が基本となり、

 火災などの防止や早期発見、初期消化、各機関への通報や、

不審者発見時の迅速で適切な対応に繋げる事が目的となります。

 

まずは様々な事件、事故の原因となる

『異常』を見落とさないようにするのが課題となりますが、

そもそも『異常』という言葉は、

『常』の状態が『異』なる、と書く、

と私たちはNWSで最初に教わることになります。

 

つまり『常』の状態を十分把握しておかないと、

『異』の状態を見分けられないということですね。

 

だからこそ、

最大の基本は『常』の状態を理解、把握することから始まります。

 

『常』といっても、いかなる場合も変化がまったく無いわけではありません。

天候や季節、その施設の運営状況によっても少しずつ変化があり、

その時その時の『常』が存在します。

 

 

我々、警備業務だけで無く、

すべてのお仕事に言える事だと思いますが、

シンプルに繰り返す作業であるほど、

奥が深いという事ですね。

 

 

自分自身だけですべての『常』を常時把握することは大変難しく思えますが、

こういった一人で行う業務に対しても、

私たちは基本的にチームです。

私たちはそのような『常』の情報をいつもチーム、組織で共有し、

当社の警備士であれば誰であっても

『異常』に気づけるクオリティを目指して日々取り組んでいます。

 

 巡回業務においては、

知識、経験はもちろん大事ですが、

観察力がある方、思慮深い方、黙々と仕事をこなす方なども活躍しています。

 

警備士というお仕事に向いているかもしれない、

という方はいつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

 

さて、

そのような業種である我々ですが、

それでも、やはり1番の望みは、何も異常が起こらない平和な日常です。

 

私たちのお仕事は犯罪行為を積極的に見つける為や、犯人を捕まえたい訳では、

決してありません。

 

私たちが最大限の警戒体制を取る事で、お客様となる契約先施設を守りながら、

誰に対してもそんな気の迷いから成る事を起こさせたく無い、

やっぱりやめよう、と思わせたい。

実行する気を無くしてほしい。

 

それが、

ほんとうにすべてを救う最善の結果と言えると思います。

 

犯罪行為などが無い、

平和な世界では私たちの需要は減るかもしれません。

しかし警備士である前に、

人として、

そのような平和な世界を望むのは当たり前のことですからね。

 

いつかそんな日々が来るように、そんな日々を作っていけるように、

私たちは今、

私たちにとってやるべき事を、やる!

そんな日々を真っ直ぐに進んでいます。

 

NWS 林